トークンを保持します。 プレースに配置可能なトークンは、トークンの色に関わらず１つのみとします。
全ての入力プレースに同じ色のトークンが配置され、 全ての出力プレースが空ならば、トランジションは発火可能となります。 トランジションが発火すると、全ての入力プレースのトークンが消費され、 全ての出力プレースに入力と同じ色のトークンが配置されます。 またトランジションは、1ビットの論理演算を行うトランジション関数を 各出力プレースごとに持っています。 発火時に、入力プレースにある黒トークンが持つ値を入力値として関数計算が行 われ、出力値は出力プレースに配置される黒トークンの値となります。 白トークンの場合は、関数計算は行われません。
発火可能条件を記述することにより、入力プレースの黒トークンの値によって トランジションの発火を制御することができます。
マウスをトランジションの上に置くと、設定したトランジション関数が表示されます。
プレースやトランジションなどのオブジェクトを接続します。 トランジション、プレースには複数のアークを接続することができます。
１ビットの1もしくは0の値を持ちます。 トランジションの発火により、値が書き換えられます。
トランジション関数が設定されていない出力には、不定値Xを持つ黒トークンが配置されます。 このトークンは、関数の入力として使用することはできず、単にリクエストを伝達するためだけに 使用されます。
値は不定、もしくは保持しません。 トランジションの発火時も値は使用されません。
ペトリネットへの入力を行います。 直値が設定された場合は、回路設定時から不変のレジスタを意味し、 ウージから生産される黒トークンは常に一定の値を持ちます。 また、ビット列が指定された場合は回路へのデータ入力を意味し、 ビット列を順番に黒トークンの値とします。 値の設定はどちらかを選択することができます。 シミュレーション時は、ウージが保持していたトークンが消費されるたび 黒トークンと白トークンを交互に生産します。
例えば、1を保持するウージは、下図と同等の機能を持ちます。
回路からの出力を行います。 黒トークンが配置されると値を 設定された出力先に出力し、黒トークンは消費されプレースは空になります。 白トークンはそのまま消費され、出力は行われません。 シミュレーション時は、 黒トークンと白トークンを交互に消費しなければなりません。
ケムマキの設定として「破棄」を選択できますが、このケムマキは下図と同等の機能を持ちます。
トランジション関数は空白にします。
他のBSPを使用することができます。 詳細な説明はBSPのモジュール化と階層化を参考にしてください。