NESにはCPUにサウンド機能を追加したチップが実装されていますが、
ここではサウンド部分をAPUとして説明します。
NESは以下のモジュールで構成します。
- ・CPU(Central Processing Unit)
- 中央処理部です。PPUやAPUを制御します。
- ・PPU(Picture Processing Unit)
- 画面を描画します。
- ・APU(Audio Processing Unit)
- サウンドを生成します。
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- ・WRAM(Work RAM)
- CPUからアクセスする2KバイトのRAMです。
- ・VRAM(Video RAM)
- PPUからアクセスするRAMで、ネームテーブル、
属性テーブルとしてパターンデータの元を保持します。サイズは2Kバイト。
- ・DMA(Direct Memory Access)
- WRAMからPPU内部のメモリへデータを転送します。
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- ・PAD(Propellant-actuated Device)
- 標準では2つのパッドが接続されています。
[ベースクロック]
[メモリマップ]
[DMA]
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RP2A03≒6502-10進演算+APU+DMAといったところ。
型番はRP2A03A〜RP2A03Hまであり、製造時期によって異なる。
RP2A03Gは後期、RP2A03Fは海外、RP2A03Hはニューファミコンらしい。
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