LastUpDate:16:32 2003/11/24
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BSPシミュレーション
●BSPチェック
グラフの接続チェック
プレースとトランジションの接続や、設定値をチェックします。
トランジション関数のコンパイル
孤立していないトランジション関数の論理式の構文を見、入力値をどのように 計算するか解析します。 トランジションの入出力プレースと、トランジション関数が符合しない場合は エラーとし、コンパイルを中止します。
●シミュレーション
シミュレーション設定
シミュレーション速度などの設定をします。 環境設定の
シミュレーション設定
を参考にしてください
ウージがトークンを生産
ウージのトークンが消費されるたびに、 設定された値を持つ黒トークンと、白トークンを交互に生産します。
発火可能なトランジションの検索
トランジションが発火可能か全検索を行い 、発火可能ならばフラグを立てます。この際、 入力プレースに複数の色のトークンが存在するならば、 エラーとしてシミュレーションを中止します。
ガード式がなければトークンの競合を起こす一連のトランジション に対し、いずれのトランジションも発火可能とならないようなマーキングが 発生した場合はハングアップしますが、検出はされません。
トランジションの発火
発火可能なトランジションを一斉発火させます。トラン ジション関数を実行し、入力値から出力値を計算します。 白トークンならば、計算は行われません。
ケムマキがトークンを消費
ケムマキに配置された黒トークンの値を、設定された出力先に書き込み、 黒トークンを消費します。 白トークンが存在する、またはトークンが存在しないならば、 出力は行われません。 その時点で消費したトークンの色を覚えておき、 次の発火時は別の色のトークンを消費します。 もし、前回と同じ色のトークンが配置されたならばエラーとし、 シミュレーションを中止します。
実行を継続するかどうか
発火可能なトランジションがなかったり、ウージに設定された値が全て入力された場合は、 シミュレーションを停止します。
何もエラーがなく、継続するならば、2に戻ります。
動作結果の確認
シミュレーションの終了後、ケムマキをダブルクリックしてウインドウを開き、 出力結果を確認します。
●実行コマンド
連続実行
発火可能なトランジションがなくなったら停止します。
表示ナシ実行
表示なしで連続実行します。最大実行時間まで実行したら停止します。
ステップ実行
その時点で発火可能なトランジションのみを発火させます。
ステップアンドゥ
直前の状態に戻します。
中断
実行中のシミュレーションを中断します。 マーキングはその時点の状態になります。
リセット
初期状態に戻します。
シミュレーションの終了
シミュレーションフェーズを終了し、エディットフェーズに切り替えます。
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